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ZEPHYRさんより、『30万ヒットオーバーSS』!m(_ _)m
管理人の私事

ZEPHYRさんより、『30万ヒットオーバーSS』!m(_ _)m


なんと!わざわざありがとうございます!!ZEPHYRさん

>ちなみに、主人公はwaoさんですよ♪
こ、これは恥ずかしい(///////)




 今年は暖冬だと聞いていたが、まさかこの日にこうも雪が降るとは
彼にとって予想できなかった事である。
 
だが、今朝の冷え込みからある程度の寒さは予想できたので、
寒さ対策は万全だった。伊達に寒い地方には住んでない。
 
だが、今彼を待っている存在はどうだろう? 今日の冷え込みは
今年に入ってから二番目の冷え込みだ。大丈夫だろうか?

 そんな事を思いながら彼は足を速める。雪が舞う大都会。
雪を物珍しそうに見つめ、足を止める人々が目立つ。と言っても
そんな情緒に入り込めれるのは年若いカップルばかりだったが。
彼はそれを横目で見ながら通り過ぎていった。

 
「遅い。もう何時だと思っているの?」

彼が指定された場所に着くなり、その存在、彼女はそう言った。
体中をガタガタ震わせている。どうやらこの気温は彼女のとって
予想外だったようだ。

「ごめん」

「…まったく。貴方が毎日何かのニュースを追っかけて忙しいのは
解っているけど…。こう言うときはニュースの事は忘れて欲しいわ」

彼女はそう言いながらも怒ってはいなかった。彼女とは所謂
幼馴染みみたいなもので、彼がニュースを追い求め日夜捜し
続けている仕事を理解してくれている存在であった。

「で、今日は何の用なんだ? いきなりの電話で驚いたよ」

彼がそう言うと、急に彼女の顔が紅くなって彼から視線をはずす。
彼女の奇妙な行動にはてなマークの彼。

「む…」

と、彼女は俯きながら、身体を彼の方向に向ける。
そして、キッと彼と視線を合わせ。

「おめでとう…」

「へ?」

あまりの声の小ささに彼は間抜けな声を出してしまった。

「30万ヒットオーバーおめでとうって言ってるの!!」

彼女が頬が真っ赤に染まる。彼は彼女の言葉に暫し黙ると、
にっこりと微笑んだ。

「ありがとう」

「べ、別に貴方に喜んで欲しくて言った訳じゃないからね!
だた、私が…嬉しかったから…って何言わせるの!?」

ポカポカと彼を叩く彼女。そんな彼女を可愛いと思ってしまった彼。

「はいはい、ありがとうな。よし、何か一緒に食べるか、奢るよ」

「ふん、貴方がそう言うなら付き合ってあげるわよ」

「あぁ、これからまた応援宜しくな」

彼はそう言いながら彼女を連れ立つ。そんな彼を見ながら彼女はもう一度呟いた。

「本当におめでとうね…」

小さな足取りで彼に付いて行った。

-本当におめでとう。

『ぎりぎりインサイダ~♪な日常 30万オーバー記念SS』
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