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姉萌え短編小説 :「Brother & Sister -If you want-」(番外編)
管理人の私事

姉萌え短編小説:番外編『“Morning Coffee” 』

【情報元:Wind GRIMOIREさんより】

ZEPHYRさん、またまたありがとうございます!!ヽ(゚∀゚)ノ

なんだろな~~~もうっ♪この羨ましい朝は!!!!!(´∀`*)
おぉ!!右脳がガンガン働いて、ビジョンが見えてキター!!!!(ヲイw





「裕ちゃんっていつもコーヒーばかり飲んでいるよね~」
 
とある日、夕食の食後のコーヒーを飲んでいたら、沙希が聞いてきた。
珈琲党の裕太にはとってはいつもの事だったが、あまりコーヒーが飲めない
沙希にとっては不思議な事であった。
 
Brother & Sister -If you want- Another Story“Morning Coffee”
 
「うーん、いつからかは忘れちゃったけど、食後のコーヒーは胃の消化に良いって
テレビ番組でやっていて、それからかな…? バイトでもコーヒーばかり飲んでいるけど」
 
裕太がバイトをしている喫茶店はネル・ペーパードリップを主体とする、
本格的な“珈琲店”であり、裕太もそこの店長のコーヒーを飲んだときは、
素直に驚いてしまった。
 
「ふーん、そうなんだ。だから、いつも裕ちゃんってコーヒー味なんだね~」
 
沙希が悪戯っぽく言った瞬間、裕太は危なくコーヒーを吹き出しそうだった。
 
「な…な…おねぇ!」
 
「ふふ…。私はどっちかと言うと紅茶とかワインだけど、裕ちゃんとなら
コーヒーも良いかもね」
 
「だったら飲んでみる? ブラックからよりはカフェオレとかの薄い方が
良いかもね」
 
と、コーヒーを飲み終えた後、食器を洗いを始めた裕太が聞くと、
沙希は嬉しそうに頷いた。
 
「でも、裕ちゃんと飲むんだったら、私が淹れてあげるね」
 
「え、でもおねぇってコーヒー淹れた事…」
 
「大丈夫。…それにね…ちょっとやってみたいんだ~」
 
沙希はそう言うと、裕太に抱き付いた。突然の抱擁に顔が真っ赤になった。
 
「おねぇ…」
 
「だから、今日は一緒に寝よ…」
 
両親が運良く自室に戻っているで沙希の声は聞こえなかった。
あの日以来、裕太と沙希はお互いを求めるがごとく、体を重ねていた。
もう、二人は姉弟を越えた関係となっていた。
 
「…うん」
 
裕太も自分の欲望を止められずにいた。沙希も事あるごとに裕太を求め、
また、裕太も沙希を求めた。
 
「大好き、裕ちゃん…」
 
と、裕太の首筋に軽くキスをすると、沙希はそのまま居間を出ていった。
姉弟以上の関係となってから、元々甘えん坊の沙希は、更に裕太に対して甘える
ようになっていた。端から見ると、沙希の方が妹に見えてしまう。
だが、裕太に時々見せる魅力は“姉”と言う存在感を出していた。
 
「それでも良いんだけどね…」
 
どうでも良いような独り言を言いながら、残った食器を洗い終えた。
 
 
「裕ちゃん~」
 
夜。ベッドの中で本を読む裕太にじゃれつく沙希。風呂上がりで更に柔らかくなった
沙希の体と洗い立ての良い香りをした髪が裕太にまとわりつく。
 
「おねぇ、ちゃんと髪を拭かないと風邪引くよ…」
 
「大丈夫、裕ちゃんに暖めて貰うから…」
 
「う…おねぇっていつからそんな風になったの?」
 
本を閉じて、沙希を抱きしめた裕太がそう言うと、沙希が微笑みながら言った。
 
「ずっと我慢してきたから…かな? 裕ちゃんとこんな関係にはなりたいって
思っていたから。だから、我慢した分、裕ちゃんに甘えたい…」
 
舌を絡ませながら口づけを交わす裕太と沙希。裕太が沙希の服に手を入れると、
沙希は力を抜き、裕太との結合を求めた。
 
 
いつの間にか眠っていたようだった。ボーッとした感覚で裕太は目を覚ました。
外はまだ薄暗く、朝日が昇る前のようだった。
 
「まだこんな時間か………? あれ、おねぇ…」
 
ふと裕太が隣を見ると、目を閉じる前、裕太の隣で寝ていた沙希の姿が無かった。
まだ暖かいのでベッドから離れて時間は経っていないようだった。
 
「…あ、自分の部屋に戻ったか。親父達もいるしな…」
 
そう思った瞬間、静かに扉が開き、沙希が入ってきた。
 
「あ、起きちゃったんだね…失敗、失敗…」
 
下着姿に、裕太の上着を着た沙希。妙に色っぽかった。そして、両手には二つのカップ。
そこから香ばしい匂いがした。この匂いはコーヒーだった。
 
「あ、コーヒー持ってきたの?」
 
「うん。昨日言ったでしょ? 裕ちゃんと飲むんだったら、私が淹れるって。
夜明けのモーニングコーヒーってなんか良いでしょ?」
 
沙希はそう言うと、裕太の隣に座り、カップを渡す。マグカップいっぱいに
満たされたコーヒー。裕太はブラック。沙希はミルクたっぷりのカフェオレ風の
コーヒーだった。
 
「最初は裕ちゃんみたいにレギュラー使おうと思ったけど、駄目で…。
前に裕ちゃんが買ってきてくれたドリップオン使ったの…」
 
恥ずかしそうに俯きチビチビとコーヒーを飲む沙希。その姿が可愛いと
裕太は思った。
 
「おねぇのなら、どんなコーヒーも美味しいよ、ありがと」
 
どう考えても恥ずかしい言葉なのだが、裕太は気にせず言った。
すると、カーテンの隙間から光が差し込まれる。どうやら朝日が昇ってきたようだ。
 
「朝か。うん、こういう朝も悪くないね」
 
飲み終えた後、裕太は言う。沙希もまだ半分残っているが、笑顔で頷いた。
 
-私はこの時間を忘れないよ。大切な人と飲んだコーヒーと安らいだ時間を…
 
終。
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2007/08/15(水) 09:53:12 | レギュラーへの思い
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